8/08/2018

ミッション:インポッシブル フォールアウト観てきました

ミッション:インポッシブル フォールアウトを観てきました。

格闘シーンのアクションの振り付けはなかなか好きなタイプです。マトリックスあたりからハリウッドの格闘シーンの振り付けが香港アクションの影響を受けたようになっていますが、完全にカンフースタイルになってしまうこともなく落としどころを見つけた感じ。カメラの寄りと編集でスピード感を出す手法は相変わらずではありますが。
常々このシリーズのアクションは自分でこなしていると言っていたトム・クルーズですが私はちょっとそれを今まで信じてなくて(<根拠なし)、宣伝効果を考えた発言なのだろうと思ってたんですが、今回すでに公になっているメイキングのいくつかを見て、…うん、今まで疑っててごめんね。
HALOジャンプ、自分で飛んでます。それをしっかり捉えるカメラマンも凄いですが。
あるキャラクターを追いかけるために走って走って、ビルからビルへジャンプするのも自分でやってます。もちろん命綱は付けていますが、でもそこで足首を骨折。メイキングでは壁に当たった足が痛い方向に曲がってるのを見ることが出来ます。
その他にもバイクチェイスもトム自身、ヘリの操縦もわざわざ2000時間のトレーニングを受けてトム自身。かつてのジャッキー・チェンを見るかのようです。まあジャッキーはジャッキーでアクションを自分でこなすだけでなく、アクションシーンのオリジナリティ、クリエイティビティが優れているわけで、単純比較はできませんが、とにかく自分でやるという意気込みはトムも負けていないのでは。
映画そのものもかつての香港映画のようにアクションを見せるためにストーリーを後付けで作ったかのような構成で、このアクションを見せたいからストーリーをこんな風にして、そのあとはこんなアクションやりたいから、だったらストーリーをこっちに持って行こう、という感じ。話はあってないようなもの、というか、正直よくわからないというか、展開がくどいというか。でもそれもアクションに最低限の正当性をつけるためと考えると納得できます。…と思ったら本当にこの映画はアクションありきで撮影していて台本すらないままに撮影が進んでいったらしいとさっき知りました。まさに往年の香港映画。
あとは足りないのはエンドクレジットのときのNGシーン集だ。

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