5/25/2018

ハン・ソロ本日公開(<アメリカは)

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(Solo: A Star Wars Story)が本日公開。と思っていたら日本はまだ一ヶ月も先と数日前に知った。英語的には今回はローグ・ワンのときと違って日本版ロゴにもStar Warsの前に冠詞のAがついたとか、ファンの論争のテーマの一つにもなっているハンの母音のアの発音は一体どっちって話は解決するの? とかが注目点。誰が注目してるのか知りませんが。まあそもそも言いたいことはそれじゃなくて、どうにも気持ちがいつになく盛り上がらないのは何故だ?ってことである。まあ問いかけるそばから答えはわかっていて思いの外、エピソード9・最後のジェダイの余波が大きかったことに尽きる。どれくらい大きかったかって、今タイトルを入力するときに二度も間違えて他のタイトルを入力してしまうくらいである。
そもそも劇場で3回しか観なかったし、Blu-ray日本発売を待てずにアメリカから買うなんてこともしなかったし、Blu-rayを買った後もまだ一回しか観ていない。ことごとく自分にとって異例。今後、このシリーズを作れるだけ作る気満々のディズニーが、このままずっとスカイウォーカーの血を引く者がフォースの偉大な使い手となり訓練を受けて強くなった結果、闇落ちしたり、宇宙を救ったりでは変化を付けづらいし、以前からの設定を知らないと楽しめないのでは新しい層を取り込めない。それ故にある程度設定をリセットしたり書き換えたりする必要があるのはわかる。そんな中で最後のジェダイ(また打ち間違えた)は今後もシリーズを楽しめるかどうか、ファンをふるい分けるフィルターの役割を担っていたように思えるが、このフィルターの目が思いの外細かかった。そして、ほとんど何も通過できませんでしたという結果となったところでのスピンオフ公開。それか、入学試験問題をちょっとひねってみたらみんな合格できなくなっちゃって、そもそも学校の存続が危なくなっちゃったって感じか。
すたをた的にはハンと相棒チューイや旧友ランドとの出会いとか、どうやってファルコンを手に入れたかとか、スター・ウォーズ年表に太字で書かれ、さらにそこにマーカーで線が引かれているイベントをやっと見られるこの映画・・・の割に「早く観たい〜。この際、アメリカまで行くか?」とならない。いやだから、「何故か」って理由はわかってるんですけどね。ちょっとダメ押ししてみました。
アメリカでの盛り上がりやプロモーションの様子が目に入ってくればまた気持ちは盛り上がるかもしれないし、ジョン・ウィリアムズがちょっとだけ音楽に関わったという嬉しいニュースもある。そういえば今気付いたけど今回はあまり予告編も観ていないので、盛り上がりに欠けるのはそれが理由かもしれない。予告編やアメリカでの盛り上がりを見ればもう少し私も盛り上がれるかもしれない。そんなわけで、この一ヶ月はネタバレに出くわさないよう、しかしアメリカでの盛り上がりの空気には触れられるよう、「ここまでは進んでも大丈夫だよね? ね? ね?」というチキンレースをしながら一ヶ月を過ごしてみようと思う。