1/18/2016

[ nazo ] by Nexus キャンペーンの手やりました

12月下旬に11時入り、30時30分終了というお仕事をしてきました。え?30時30分って何時だよ?って声が聞こえてきそうですが、なかなか貴重な体験かつ楽しんでやらせていただきました。
Google が Nexus 5X / 6P のプロモーションの一環として、謎を解いて正解すると全員に記念画像をプレゼントするという「nazo by Nexus キャンペーン」を現在展開していまして、それに使用する動画の手の動作提供でご協力させて頂いたのですが、まずは特設サイトをどうぞ。
イントロ動画の他に4つの動画があり、その4つの動画各々の謎を解くとキーワードが得られます。また表が一つありこれが5つめのキーワードを与えてくれます。そしてそのキーワードを使って最後の謎を解くと最終的な答えが得られる…らしいです。
え~、「らしいです」というのはですね、これが難しくて、もうずっと何日も考えてるんですが自信を持ってこれだと言えるキーワードに辿り着いたのは5つのうちのたった1つしかまだないんです。私、イントロ動画の手と


04の動画のマジックパートをやったのですが(フラリッシュは別の方の手です)、


その04のキーワードすら自信を持ってこれだと言えるものに辿り着けない体たらく。まぁ、わかったところで私は応募資格はないのですがそれとは関係なく正答は気になるところです。

さて、こういう現場で仕事をさせてもらう度にスタッフの方々へは本当に感謝の念を抱きます。11時入りと書きましたがそれは私の話であって、他の方はもっと前から入ってセッティングをされているわけで、終了時だって私はそのまま上がってしまいましたがスタッフの方々はそこから片付け・撤収作業があり、(おそらく)時間に追われての編集作業がありとまだまだ肩の荷がまるで降ろせない状況です。
イントロ動画で手をすワイプすると左から右に端末やパズルのピースがスライドイン・アウトしますが、これ、デジタルでの後付でなくて撮影時にリアルタイムでやってます。パズルのピースをアイコンに見立てて押す度に表示される内容が変わるところも現場でその場で。と言っても私の手の動きを照明さん、コンピューターオペさんが見える位置にいるわけでなくメトロノームの音を頼りに各地頭の中でカウントして動かすのですが、まぁミスがあるわけですよ。主に私のせいで。もう「わ~、ごめんなさい、ごめんなさい」って感じなのですが一度触ってしまったパズルのピースは位置が少しずれます。すると前のカットと繋がらない。でどうするかというと直前フレームと見比べながら人の手で位置を直します。「もう少し右、それちょっとだけ反時計周り!」みたく。うん、確かに今はそういうこと出来るよねと思いつつ、どこの世界のどのレイヤーでもかけようと思えば手がとことんかけられる分だけ、作業量が増えているという事象がここにも、と思ったりしましたが、でもそのおかげでこのような美しい、そして全く解けなくて、そして解けたと思っても確信が持てなくてモヤモヤする動画が出来たわけです。
応募締め切りまでまだ時間がありますので是非皆様もトライしてみて下さい。

1/11/2016

Waterfront Insular と Marco Poloの感想

ダバオ市の全く違うタイプの2つのホテルに宿泊してきましたので、比較しながら感想を書いておきます。今回の旅でのマニラ空港での乗り継ぎやプリペイドSIMに関してはこちらに書いてあります。
さて、まずはWaterfront Insularですが目の前が海でリゾートタイプのホテルです。ホテル自体も道路から奥まったところに建ってるのでとても静かです。が、ホテル周囲には店も少なく旅行者が使うと思われるのはドラッグストアやセブンイレブンとマクドナルド、Jollibeeくらいしか見あたりません。食事をしたり軽く飲んだりショッピングという用途にはタクシー移動が必要と思います。


と言ってもホテル内にピザレストラン、バー、ラウンジなどありますので最低限の飲食には困りません。バーと言えば今回の滞在で思ったのは日本のように静かにグラスを傾ける、なんてことが出来るバーはなかなかないようです。このホテルのバーもアップテンポなBGMとやや派手な照明。まぁ、これはラスベガスでも同じであちらもなかなか落ち着いて飲める場所が少ない。ドリンクのクオリティはあまり期待しない方が良いです。ちなみにここのバーの接客は放置タイプ。こちらが話しかけない限りは向こうから話しかけてくることはない感じ。それとカラオケ設備、さらに歌う人のためのミニステージがあります。純然たるバーを求めて入ってカラオケが始まってしまうと、ちょっとこれじゃない感が漂います。
ホテルのスタッフはとても対応が良く、みな気さくに声をかけてくれます。この温かな感じが好きな人には良い滞在場所となるでしょう。ネットは部屋だけでなく館内にWi-Fiが飛んでいてしかも認証画面などがないので一度設定して繋いでしまえば滞在中は範囲に入ると自動的に繋がります。これは快適。
バスルームも清潔でアメニティも一通りそろっています。ただシャワーの水圧はちょっと低い〜かなり低いレベルを不安定に移動します。これはホテルの問題というより市内がこうなのだと今回の滞在で感じました。

さて、一方のMarco Poloですがこちらは都心部(と言うんですかね?)、栄えている場所にあり徒歩で色々簡単な市内観光が楽しめます。その反面、クルマの交通量も多く部屋にいても交通の騒音が聞こえ、また、道を歩いていると露店の人などから声をかけられたり、並んで歩かれたりもします。まぁ、そんな環境に建っているホテル。


こちらはWaterfront Insularがリゾート型なことに対してシティホテル型でスタッフのたたずまいも、ん〜、何て言うんでしょうね。しゅっとした感じ。すれ違う際の挨拶もおとなしめというか一歩引いた感じ。が、こちらから「良いホテルですね。気に入りました」などと話しかければ普通に笑顔での会話が始まります。
ネットはやはりWi-Fiが飛んでいますが、繋ぐのには認証が必要でチェックイン時にIDとパスワードを教えてもらいます。アメニティーは一通り揃っていてバスルームも綺麗です。特筆すべきはシャワーの水圧が高くて安定していること。これならバスタブにお湯を張る気にもなります。ホテル内のバーはWaterfrontのカラオケありのバーと違って純然たるバー。BGMがアップテンポで照明がやや派手なのはこちらも同じです。接客は一人で飲んでてもたまに話しかけてくれるタイプ。

どちらのホテルも快適ですが個人的な好みはWaterfront Insularに滞在してMarco Poloに飲みに出かけるって組み合わせです。いや、それ、位置的に移動効率悪いんですけどね。

1/10/2016

フィリピンのダバオ市に行ってきました マニラ乗り継ぎ・プリペイドSIMについて

年始過ぎにちょっと用事ありで、それに入る前にと年末年始近辺でフィリピンのタバオ市に行ってきたのですが、色々と「初海外旅行ってこんなだったな」と初心を思い出すことが出来ました。実際は私が初めてアメリカに旅行したときと比べてインターネットにより格段に調べ物など楽になってます。しかし楽になっているとはいえ旅行している人の絶対数の違いからアメリカほどは旅行情報がヒットしません。または少し古い情報だったり。ですので、ここで旅の感想と言うよりは2016年の段階での情報を書いておきます。
まず気になるのがマニラ空港での乗り継ぎ。知れば知るほど不安が増します。あ、この文は英語の比較級の英作問題みたいだ等と思いつつ、マニラ空港について事前に知り得たところによると

  • 国際空港ワースト1に二年連続選ばれた
  • トイレの数が少なく男性用も長蛇の列
  • 至る所でささいなサービス(書類記入の手伝い、水道の栓をひねる、紙タオルを差し出す・・・)を提供してはチップを要求される
  • ターミナル間の移動はタクシー。1時間くらいはかかることを覚悟
  • さらにそのタクシー、乗る前に料金をはっきりさせること
  • メーターをスタートすることも要チェック
  • 最近こっそり荷物に銃弾を入れられて、口止め料を要求される時間が多発しているらしい
とこれだけでかなり面倒そうだなと思いつつ講じた対策は

  • 到着直前に機内でトイレを済ます
  • 納得出来ないサービスはとにかく突っぱねる覚悟
  • 日本からの到着と最終地への出発でターミナル移動がないようフィリピン航空を選択
  • スーツケースは梱包用のテープをぐるっと二回り、手荷物は口をファスナーで閉められるものを購入
そして着いたマニラ空港ターミナル2でしたが、あっけないほど普通の空港でした。色々悪い方向に考えてごめんなさいってくらい。あ、小さなことですが書類に連絡先としてメールアドレスを書く欄があり、書かなくても良いのかと空欄で提出したら書くように言われたのは、今やメールアドレスは必須情報なんだ〜、と思いました。引っかかったのはそれくらいで、トイレも日本の感覚で考えても全く問題なし。一応、自分の現在地の確認のために職員に「ここターミナル2の1階?」と聞いたらにこやかに「そうです」と答えてくれました。
1つ予想外だったのはスーツケースを自分でピックアップしてもう一度国内線カウンターに預け直さないといけないこと。あとプリペイドSIM販売のカウンターがあると思ってたら自動販売機が置いてあるのみでSIMカードのみで100PHPと少々高い。なのでここでは買わずに通過。
税関申告書は申告するものがなければ書く必要がなく、そのまま質疑応答なく人の前を素通りして一度外に出ます。あまりきょろきょろ、うろうろしてよくわからない人に声をかけられるのも嫌なのでインフォメーションカウンターへと直進してダバオ市への乗り継ぎはどこに行けばいいかを確認。「そこのエレベータで3階に」と言われたのでそのとおりに3階へ。3階に上がったら再度空港内に入るのですが国際線と国内線の入り口が違います。と言っても入る前にチケットのチェックがあり間違えていたらそこで指摘されるはずです。つまりチケットを持っていないと空港内に入れないんですね。セキュリティ面からの措置でしょうが、ですから見送りに来た人がいる人はここで別れて中に入ることになります。出発直前まで一緒に中で過ごす、みたいなことは出来ません。
ここでセキュリティチェックを受けて中に入り、スーツケースを預けてゲートへ。・・・やっぱりプリペイドSIMは自動販売機のみです。料金も一緒。そんなに高いわけではないのですがここでも購入は保留。空港内ではWi-Fiの電波がいくつか飛んでまして携帯キャリアのGlobeのWi-Fiを使わせてもらいました。速度を測ったら下りが5Mくらい。檄速とは言いませんが大抵のことはストレスなく出来る速度でしょう。こちらのトイレも至って清潔。面倒そうな人もどこにも見あたりません。軽食くらいなら手に入りますのでネットを使いながらダラダラ待つには、良いのではないでしょうか。でも飲食出来るところがそこまで充実しているわけではありません。あとは時間が来たら機内に乗り込んで座ってたらそのうち着きます。はい。凄い端折ってますがそんな感じ。


で、ここからは買い逃したプリペイドSIMなのですがフィリピンにはSmart、Globe、Sunの三社がメジャーで私は翌日にセブンイレブンでSmartのSIMを買いました。SIMに40PHP、ロード用(ここではチャージではなくてロード)に500PHPこれで1週間程度の滞在は間に合うと思います。購入時には身分証明書の提示は必要なく単に「ください」と言えば買えます。
ロードの方法はSIMを端末に入れたら通話の要領で1510に続きロード用のカードに記載している数字を入力して通話発信します。するとすぐに通話が切れてロードが完了した旨を知らせるSMSが飛んできます。つぎにここから299PHPをSurfMax Plus 299用にまわします。これはSMSで文字列「SURFMAXPLUS299」を9999番宛に送ることで設定出来ます。APNの設定は勝手に行われているはずですのでこれで7日間のデータ使い放題(2G、3G、4G)と500PHPからの差額201PHPの通話とSMSが出来る設定になります。他のプランについてはここを参考にして下さい。
但し、プランは頻繁に変わるようで実際、私が事前に調べておいたプランもすでに終わっていて該当する文字列をSMSで送ったら、それはもう受け付けてないからこっちを使ってねという旨を知らせるSMSが送られてきて上述のプランを知ったのでした。なので、もしまたこのプランが終了していても似たような別のプランを行うだろうと思います。
ホテルに関してはこちらのエントリーをご参照下さい。

【2016/05/14 追記・修正】
日本に帰ってからも現地の人とプリペイドSIMの電話番号でSMS送受信をしたいとか、送るのはやや割高ですが受信は無料なので少なくとも受信は出来るようにしておきたいとか、そんな理由がある方はフィリピンにいる間にローミング設定をオンにしておくことをお勧めします。これは333宛にROAM ON JAPANという文字列をSMSで送ると有効になります。最後のJAPANは日本でのローミングを有効にするという意味です。SMSなのでフィリピン国内にいるうちに設定する必要があります。また、最低100PHPの残高が残っている必要があります。そしてこれが案外大事ですがローミングを音にするとフィリピン国内での音声通話が効かなくなります。ですので、フィリピンを発つ間際に行うのが良いでしょう。そして再度フィリピンを訪れる際にはオフにすることを忘れないようにして下さい。オフは同じく333宛にSMSでROAM OFFと送ります。